大阪IRの計画が、めちゃくちゃ「しょぼい」のに、
大阪市にとって「コスト増」になっているの、ご存じでしょうか⁈総延床面積は、100万㎡から、77万㎡へと、2/3に削減 

展示場施設は、当初10万㎡超から2万㎡へと、1/5に縮小 東京ビッグサイトなみのはずが、インテックス大阪の1/3以下に。
…正直、
インテックス大阪の1/3以下、なんていう展示場、要ります??
大規模展示場を一番、経済界も議員も期待していたはずでは…??

そして、築40年近いインテックス大阪の代わりになるはずが…
こんな小さいと、当然インテックス大阪の代替もできない。インテックス大阪を、また市税で改修し、存続させる必要が出るでしょう。。。

なのに、なぜか経済波及効果や、納付金は 

なんと、上がってるんです!!(根拠は「事業者がそう言う」から)

経済波及効果は、1兆円越え!
納付金等の府市への収入は1060億円!(府市折半で530億円づつ)

しかし、それには、6兆円の賭け金が必要です。(GGRの7%で計算)

6兆円とは、JRAの2倍
1000万人のカジノ客全員が、60万円賭ける計算です。

大阪IRのカジノ客想定は、1070万人。

つまりカジノに行った人、ほぼ全員が60万賭ける計算です。

そして、夢洲のインフラ整備に、
2021年度以降、2,482億円、大阪市の公金を夢洲に投資することが、

2021年12月の会議
で分かりました。(議員は不参加。市長や専門家のみ)

2482億円とは、大阪市年間税収(7500億円)の1/3の規模、です。

リスク管理会議2482億

2021年12月8日リスク管理会議資料2

・夢洲 2021年度以降:2,482億円(土地造成、道路、上下水道、鉄道等)
※上記金額には夢洲における土地関連費用(土壌汚染対策費、地中障害物撤去費、液状化対策費)1,578億円を含む

ちなみに、35年契約の土地賃料収入の約875億円は、
土地改良費790億円でほぼ消えました
790億円を35年の賃料から払うそうです。

さて。

そして、IRの一番期待・目的の展示場が、どう変わったのか。

大阪IR基本構想 (2019年12月)では、10万㎡超だったのが

展示場基本構想

  ↓

IRカジノ提案の概要 (2021年9月)では、3.1万㎡となり…
展示場事業者提案

  

区域整備計画 (2021年12月)では、とうとう募集要項の最低基準、2万㎡に。
展示場計画

展示場。
一応ね、募集要項では、こうなってるんですが…
募集要項展示場施設変更

一部抜粋すると、
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展示面積として【10 万】㎡以上の計画とする。
なお、展示等施設の整備は段階的に行うことも可能
IR施設の当初開業時【2万】㎡以上
開業15 年以内を目途に【6万】㎡以上に拡張
事業期間内に展示面積を【10 万】㎡以上に拡張する計画 ※事業期間は35年
運営状況、設置運営事業者の財務状況等を踏まえて、必要に応じ見直すものとする。
ー----ー
そもそも、
MICE(マイス:展示場や国際会議場)は利益が出ない。
だから、カジノの利益で運営しよう!というのが、IRカジノです。必要に応じ計画を見直せるのに、
わざわざ後から、儲からない施設、作ります?しかも、それ以外の施設、事業者提案を見ても、これがまたしょぼいんですよね…MGMが提出した事業者提案概要は、4ページしかないのでどうぞご覧ください。

解説付きのを見たい方は ↓
大阪IRカジノ、MGMに正式決定。USJの140%の集客をし、550万人が140万/年賭博せねば成り立たない計画~21/9/28

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でも、
IR事業者は開業前でも、いつでもノーリスクで、撤退可能です。
ちなみに、想定されていないようで契約解除の規定はありません。
問題が起こってもなんとかするから大丈夫!府市は協力するから!
…とすがりつく感じ。気になる人は、区域整備計画の139P~あたりを見てください。

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以下はその他、大阪IR基本構想(2019年12月)→区域整備計画(2021年12月)

のちょっとコメント付きの比較一覧です。

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大阪IR基本構想(2019年12月)→区域整備計画(2021年12月)

①経済波及効果 (建設時)約1兆2400億円、(運営)約7800億円/年
→経済波及効果 (建設時)約1兆800億円、(運営)約1兆5800億円/年
②IRからの収入見込み額
納付金・入場料(日本人のみ3000円) 年間700億円(納付金570億円、入場料130億円)
(府市折半で350億円ずつ)
→納付金・入場料等 年間約1060億円(納付金740億円、入場料約320億円)
(府市折半で530億円ずつ)
他、土地賃貸料35年の875億円。(ここから土地改良費790億円を支出)
③税収見込み
別途税収150億円(法人税、事業所税、固定資産税、都市計画税等の概算)
→125億円(項目同じ)
④年間売上 4800億円
→約5200億円(うちカジノが約4200億円(約80%)
⑤来場者数 1500万人
→年間約2,000万人(国内約1400万人、国外約600万人)
  来場者の7割が日本人を想定。
※USJの来場者数(年間1450万人)の1.4倍。
⑥事業期間 記載なし
→35年契約。事業期間終了後、「事業の継続を前提に」30年の延長を協議。
※実質的に最低65年間のライセンス
※マカオのライセンスは20年→10年に変更。

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土地改良費が今後もどんどん増える夢洲に、すでに大阪市税収の1/3が
これから投資されます。(これまでの投資も数千億円)

回収できる見込みがあるならともかく、このしょぼい計画では…

しかし、
このまま議会に諮れば、そのまま通ってしまう可能性大です。

そして、今回が、大阪市会の最終決断です。

今回、IR事業用地の土地改良の790億円の議決もあります。
一度通してしまえば、今後、どれほど夢洲の土地改良費が上がっても、議会で否決する理屈もありません。
土地所有者の大阪市の責任で、土地改良し続けることになります。

つまり、すくなくとも65年間、際限なく夢洲開発に、つぎ込まれることになります。

止めるなら、今です。

2021年12月末にようやく計画が出たのに、
年末年始でパブコメ、説明会、公聴会、2・3月議会で議決するという、大阪は無理くりなスケジュールで強行。
が、こんなしょぼいIRになってると知っている市民はいる?
和歌山・長崎も4/28の国への申請期限には間に合いません。

なぜ、国への申請期限を延期しないのでしょうか?

議会でちゃんと議論する。
もしくは住民投票すべきだと思うのですが。

本当に、大阪市民の皆さん、これでいいんでしょうか?