大阪IR、やるか? やらないか?
この2・3月の府・市議会が、最後の決定の場です。
いつのまに? 大阪IRの総延床面積は2/3、展示場は1/5に削減
知ってましたか?
そもそも大阪IRの総延床面積は2/3、展示場は1/5に削減されています。
もはや当初から標榜してきた「世界最高水準のIR」とはとても言えません。
今回、府・市議会が議決すれば次に契約(実施協定)締結ですが、契約後にもIR事業者はさらなる規模の縮小、開業前の撤退が可能です。事業者が撤退したら、それまでの投資は全て無駄になります。
なんぼなんでもそんなに儲からんやろ。
年間1,070万人(日本中の20歳以上の10人に1人)が入場料6,000円を払ってカジノに来場し、
その全員が一日あたりが60万円を賭ける事業想定なんです。
松井市長の言う「経済波及効果1兆円超、納付金等収入1,060億円」を達成するには、カジノで年間約6兆円(GGR(総粗利益)の7%で計算。)の賭け金が必要です。
規模は縮小、なぜかどんどん好転ナゾの収支予測。これ本当なの?
当初の計画からたった2年の間に経済波及効果の予測額・収入見込み額は1.5倍に増えました。
しかし、増えた根拠は「事業者がそう言っている」というだけ。なぜ増えるのかは説明されていません。
コロナ前のUSJの年間来場者(1,450万人)の1.4倍ですよ!
しかも大阪IRのカジノは、マカオの約1.5倍、ラスベガスの約7倍の粗利益を出す計算(カジノ面積比)。
大阪IR、やるか? やらないか?
この2・3月の府・市議会が、最後の決定の場です。
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